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  • 2017.05.09 Tuesday
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今年の漆 チューブ詰め

今年採集した漆を濾して、チューブに詰めました。
毎年、新米のようなものかな〜と思いながら作業しています。

10月になってから忙しくなってしまい、裏目掻き、留め掻きは断念。
中途半端に終わってしまったので、終了の報告もできませんでしたが、
今年は太くて元気のいい木が多かったので、質も高く量も多く採取できました。
久しぶりの漆掻きで好成績を収められて満足しております!

ゴミやカスも少なく、さらりとしています。
布で濾してから、もう一度紙で濾してカスをきれいに取ります。


チューブ詰め


チューブ詰め


これをチューブに詰めていきます。
いつもは注文があってから詰めるのですが、
今年は10本ほどまとめて作りました。

ご注文、お待ちいたしております!


チューブ詰め


 

手グロメ精製研修

10月10日11日、日本文化財漆協会の漆精製研修が開催されました。
場所は富山大学高岡キャンパス、昔の高岡短期大学です。

6キロの大子漆を2キロの鉢と4キロの舟に分けて
初日は室内でナヤシの作業、静かに撹拌すること6時間、
サラサラの生漆がまったりとしてきました。


精製


次の日は太陽の下で作業をしたかったのですが
あいにくの空模様だったので室内でヒーターを使用してクロメ作業。

大学備品の塗装用の立派なヒーターを使用させていただき、
思った以上に順調に作業が進みました。約3時間でクロメ終了です。


精製


器にあけて、ごみやかすを濾して作業終了です。
研修参加者、見学者のみなさんの働きによって始終順調に運びました。
ご担当いただいた先生方、参加されたみなさん、ありがとうございました。


精製


精製


 

記録映画 撮影

映画の撮影がありました。
ビデオではなく、35ミリフィルムの撮影です!
年季の入った鉄の塊のような(重たい)カメラ。
レンズも付け替えながら撮影しています。


映画撮影


増村先生とのご縁で、
人間国宝増村紀一郎〜髹漆のわざ〜 
という記録映画に漆掻きの説明で出演します。
完成後どこで見られるのかはわかりませんが、
文化庁の事業なので美術館などで上映されると思います。

ご期待ください。


漆の木の掻き傷の様子を撮影。


映画撮影


工房の中で道具類を撮影。


映画撮影

漆掻き 11辺目


11辺目
 

漆掻きも8月に入り、11辺目になりました。
逆三角形の傷あともそれらしくなってきました。

35度という猛暑の中ですが、
枝の下にいるので草刈りほど過酷ではありません。
ですが、視線が木の幹を中心に回っているので、
バックの風景が回って一瞬ふらっとする時があります。

そんな時は空を仰ぎ見て、深呼吸…。


11辺目


さすがに木も弱っていて漆のよく出ない木もありますが、
5時から18時まで作業して今回は880g。
タカッポもすでにいい感じになっています。
   (ヘラからとりこぼす漆が多いので…)


11辺目




 

漆掻き 7辺目

本日漆掻き7辺目、初辺も終わりに近づき少しサラサラになってきました。
それよりも漆掻き始まって初めての快晴日、30度超でつらかったです。

しかし漆は出てきます、出てきます!


漆掻き


今回勉強になったのは、
重くなってくるとタカッポを指で支えられなくなってしまうこと。
画像がないのが残念ですがベテランの指導をはじめ、
私もタカッポはこう持ちます…と空のものを指をぱーにして支えていました。
しかし600gから800gを超えてくると、(タカッポが240g)
1リットルの牛乳を手首に携えているようなもの!

もう手をグーにしないと支えられません。
こぼしてしまう可能性もあるし、形なんてどうでもいいということになります。
次回機会があれば画像で説明しますね。

辺掻きの形もそれらしくなってきました。
ちょっと伸ばし気味ですが、そうしようと思っているわけではなく
力を入れて引っ張ると予想以上にキズが長くなってしまうということです。


漆掻き


フェイスブックでよくわからない足場と言われたので、使用中の画像をアップしておきます。
斜面側に丸太を掛け、左足は1升瓶のケースを使いました。
こんな感じです。


漆掻き


 

漆掻き 4辺目

本日曇り空の中、4辺目の漆掻きをしました!

朝4時起きで4時半には工房で準備し移動、5時から作業開始です。
が、最初の1本が篠やぶの中にあり、陰になる側が薄暗く
おまけに足場上引くことができないので老眼の目で非常に見ずらい状態です。

この画像は明るく足場もよい側なので、つらいのはこの反対側です。


4辺目


一日作業で、初辺390g採集しました。
今年新しく作ったチャンポも今日が初使い、結構重たくなります。


4辺目


4辺目


始まりから3週間が過ぎ、下草も伸びてきました。
朝露で地下足袋が濡れるので、そろそろ手入れしておきましょう。


 

漆掻き 始まりました!

6月4日、漆掻きのスタートです。
天候にも恵まれ、いい気分でしたが…。
朝の内事務仕事をして、8時から作業をはじめ、3時ごろには終わって祝杯だ!
…と思っていたのですが甘くはありませんでした。


目立て


原因は太い木が多くて、皮が厚く皮むきに時間がかかってしまったこと。
同じく太い木が多く足場も平らではないので、2腹にするか3腹にするか迷った。
とてもいい勉強になりました。
でも今日の作業が今後のすべてを左右するのですから、慎重に丁寧に!
2腹というのは基本の幹の左右にキズをつけていくこと。
3腹というのは太い木で3か所にキズをつけていく方法です。

というわけで草刈りの時と同じ、夜の7時半までかかってしまいました。

上下の画像は典型的な1本立ちの皮の厚い太い木。もちろん3腹。
キズをつけると表皮と真皮が分かれていきます。
厚い皮をむくと赤くなるので、確認できると思います。


目立て


これは8年目の若い木。
皮をむく必要がないほど柔らかい木肌です。

漆の良く出る木はこの時にじわっと生水が出ますし、
次回はもったりと黒くなっています。
週明けには2辺目、キズからあふれて流れるようなら採集します。


目立て

北海道のうるしの木

みなさんご存知でしたか?
北海道の網走、北見に漆の植栽地があり
実際に漆掻きをしています。

今回、縁があって取材させていただきました。


北見


茨城から見ると3週間ほど遅いでしょうか。
今が芽吹きの頃でした。

北海道の風景の中で見る漆の木は不思議なものでした。
新緑のままのさわやかな山々に囲まれて、湿度も低いところで
漆掻きをするのはどんなに楽しいことでしょう!

そして雪害、エゾシカの食害と格闘しながら
ここまで育て上げられた北見の小野さんに敬意を表します。

ちなみにこの日の気温は28度、道内の最高気温でした。
なぜかオホーツク側の北見、網走が道内の最高温度を記録しています。


北見


なにより・・・
子供のころから飛行機に乗っていますが、
プロペラ機に乗ったのは初めてのことでした!
しかも事故の多いカナダのボンバルディア。

伝わるエンジン音も大きく、ちょっと興奮しました。


北見


 

漆掻き 準備中!

今年は久しぶりに漆掻きをします!

6月の漆掻き始まりに向けて、漆の木の周りを整備中です。
何十本もある植栽地ではないので、だいたい10本ぐらいのまとまりです。
ほったらかしだから、篠竹と茨と背丈ほどのお茶の木がはびこってこんな状態。





3時間ほどかけてきれいにします。
ここは急斜面の上、イノシシにぼこぼこにされていたので、すべて手作業でした。
木のもとをきれいにしてこんな感じ。





別の場所も、画像の奥のような篠竹でいっぱいでした。





こちらは工房の脇の漆の木、足場をかけました。
しかし一連の作業で足ががくがくしてしまって、体力的に不安が残ります…。





 

機械クロメ精製研修

今年の漆精製研修は、八幡平市安代の漆器センターで行われました。
手グロメのように少量ではなく、たくさんの漆を機械で精製していきます。

今年は33キロもの国産漆を精製いたしました。
黒い蝋色漆の精製はあまり経験がなかったので、勉強になりました。

この大きい木桶が精製器です。
中は真っ黒、5時間余りクロメをして、仕上がりの段階です。


くろめ


これを濾してごみを取り除いていくのですが、綿漉しという方法で行いました。
これも初体験!

とにかく綿をちぎって投入していきます。
かき回すのにも一苦労。


くろめ


これを遠心分離器で濾していきます。
サイズが小さいので、7回に分けて…。

いい漆が完成しました。


くろめ


 


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