今年の漆精製研修は、八幡平市安代の漆器センターで行われました。
手グロメのように少量ではなく、たくさんの漆を機械で精製していきます。
今年は33キロもの国産漆を精製いたしました。
黒い蝋色漆の精製はあまり経験がなかったので、勉強になりました。
この大きい木桶が精製器です。
中は真っ黒、5時間余りクロメをして、仕上がりの段階です。
これを濾してごみを取り除いていくのですが、綿漉しという方法で行いました。
これも初体験!
とにかく綿をちぎって投入していきます。
かき回すのにも一苦労。
これを遠心分離器で濾していきます。
サイズが小さいので、7回に分けて…。
いい漆が完成しました。