Ware Wood Work Blog

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茨城の誇るもうひとつの自然素材、楮

通行止め

成人式の大雪から1週間もたつのに、大子町への峠越えはできませんでした…。

やむなく他の道で進んでいたところ、素晴らしい光景に出合いました。
神様のおぼしめしはあるようです。

漆と並ぶ茨城の自然素材、楮の皮むき作業を初めて拝見しました。

このあたりの楮は素晴らしい品質で、地元の西の内和紙、烏山和紙に使われるほか
越前和紙の人間国宝、岩野 市兵衛さんのもとへ出荷されているようです。
(ただし那須楮という名称で。名称の由来は勉強不足)


楮

周りのは刈り取った楮、トラックの荷台には剥いた皮


楮

かなり最新式のステンレスの釜、3尺に切った楮を煮ます。


楮

すぐそばで熱いうちに皮むき。寒そう…。


楮

こんな楮の枝が、皮をむいてこんな風に↓

楮

今日はここまで。

おそらく私の記憶ではこの後冷たい水にさらしながら
黒い表皮と細かな汚れを取る作業があると思います。
寒い中、過酷な作業です。

3月倉 アトリエホロス


大子町のまいんで見せていただいた、アトリエホロス。 
今度は常陸太田市 倉 でワークショップがあると聞いて出かけてきました。

当日は暴風雨の予報で、大子の商店街も、鯨が丘の商店街も人影はありません・・・。

なつかしのOHPを使った、素朴な影絵のワークショップでした。
まったくアナログな感じがとてもいいです。

もちろん切りえが最高です。白黒の世界なので、版画と同じ感覚です。
歌を歌いながら、場面が進んでいきました。


赤とんぼ オカリナに合わせて


紙芝居


沖縄民謡 渡邊さんの三弦で


紙芝居

          紙芝居

雪・・・


しばらく製作と打合せで忙しかったのですが、最後の更新から10日も過ぎてしまいました。

18日には雪がちらつき、25日には3センチぐらいの積雪、
そして、今日は一日、雪国のようにしんしんと降り積もりました。

美和地区の人たちは車にはスタッドレスタイヤを履いていますので、
特に混乱はありませんが、明日の朝、凍るのが怖いです。

この景色、札幌生まれの私としては、内心うれしくもあり…。

雪

スツール講評会


昨日は宇都宮大学にて、2年生の工芸(木工)の授業の講評会でした。

少ない時間と、慣れない刃物に悪戦苦闘しながら、それぞれ、思い思いの作品が完成しました。

課題は、杓子とスツール。

杓子を削って刃物に慣れたり、木の逆目を知ってもらったりします。
そのあとに、実際に使う場所を想定して、スツールを作りました。

素材としての木や、刃物の研ぎなど、初めての学生も多く、勉強になったと思います。
何より、自分の使いたいものを作る楽しさを感じてもらえればいいと思います。

木工なのですべて自由な造形というわけにはいきませんが、
制限の中にも、それぞれ個性があり、よく出来ていました!

講評

新春展示会


3日に出かけた、もうひとつの展示会です。

水戸の季器楽座にて、タイトルは下記のとおり。


季器楽座

これは大変に見ごたえがありました。
男のパワーのぶつかり合いというか、震災をはさんで、そのエネルギーが濃厚になっていく
大きな力を感じました。二人の作家と、店主の山口さんが三つ巴になりながら、炎のように
向かってくる感じでしょうか?

真剣に見ていて、写真を撮り忘れましたので、図録を載せておきます。

これは、22日まで。 必見!


季器楽座


あけましておめでとうございます


皆様、本年もよろしくお願いいたします。

今年は年明けから、二つの展示会を見てきました。

益子、スターネットでの、生活道具店、日野明子さんの企画展示です。

日ごろからクラフトの様々なことにかかわりのある方ですが、
あらためて、このような職人との仕事もあるのかと、巾の広さに驚きました。

本当に欲しい物、使ってみたいものがたくさんあります。 9日まで。


日野さん


日野さん


          たくさんの来場者と語る、日野さん。


          日野さん


伝統文化ポーラ賞


大子町の漆掻き職人、安島道男さんが、伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞されました。

10月20日、赤坂のど真ん中にある、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて
授賞式が開催されました。私は日本文化財漆協会の暖かい計らいにより、
同協会の代表として列席いたしましたが、

2月の漆フォーラムでお世話になった、白石先生、

笠間陶芸美術館長の、金子先生、

大子町から、益子町長、担当課の藤田さん、

県の広報課から、橘川さん、

林業関係の方々など、思いがけず旧知の方々が列席しており、うれしく思いました。



安島さん


安島さん、おめでとうございます。


安島さん


文楽三味線で受賞された、鶴澤藤蔵さん。
ちょっと難しい間合いでしたが、すばらしい音色でした。

大夫や、能の謡なども機会があれば、やってみたいなあと思いました。


鶴澤さん

舟ヶ作ぶどう園


今年も、舟ヶ作ぶどう園に行ってきました。

この見事な一房をご覧ください。比較のために器而庵のお椀をおきました。

私の工房からだとちょうど山の裏側、美和地区の野沢にあります。
ここから先は林道かと思うような道を抜けていくと、
とてもきれいに手入れされたお住まいと畑があります。

本当においしくて、大きくて、口に入れると幸せが広がります。

いつもながら予約でいっぱいのようですが
このブログを見たと問い合わせてみてください。

舟ヶ作ぶどう園


ぶどう1


高台の斜面に沿ってハウスが並んでいます。
ハウスの中は、出荷を待つぶどう。

大事に育てられています。

ぶどう2


ぶどう3




原子爆弾ブルース

昨年、器而庵の発表展示会をした、水戸の季器楽座の山口さんが
今日の午前中、工房に来てくれました。

震災の次の週末には、お店を開店させたそうです。

非常にポジティブに物事を見極め、
販売のプロの心のうちが、グッと伝わってきました。

なんとなく精神的に立ち直っていないで
とりあえず、目の前の仕事をしている私は本当に感動しました。

私も器而庵のスタッフも、目の前に目標ができ、やる気が出てきました。

ありがとう、山口さん!




timers



さて昨日の続き、もう1曲は

タイマーズの原子爆弾ブルース、

と思っていたら本当のタイトルは Long Time Ago でした。

この名盤、

そしてまた、この人の命日がやってくるのですね。
ボーカル、ギターはZERRY・・・実はこの人・・・


zerry


君が代のロックバージョンの曲を発売禁止にされてしまって
RCサクセッションとしてではなく、
タイマーズという抗議の覆面バンドを作って発表したもの。

だから、反骨精神にあふれた、キワドイ内容になっています。

原子爆弾を落とされたこの国に
原子爆弾と同じようなものが次々にできている

そんな内容の曲です。

清志郎にしかかけない、数々の名曲、
今年も大音量で工房に流します。

ありがとう、清志郎!

キエフの空

キエフの空

このブログでは
仕事の描写と、起こったことだけを書くようにしています。

すみませんが、今日と、もう一回だけは例外にしてもらいます。

実は福島原発の爆発の後に頭をよぎった曲がふたつ。

そのひとつが、ミュートビートのキエフの空。
というより、このジャケット。
これはCDのジャケットですがLP盤はもっと赤くて2基だけの画面だったと思います。

チェルノブイリ25年というニュースを見て改めて確認しました。
発売は1988、23年前か…。
ダブ最高期の時代だったな。
有明や、名前も忘れた湾岸のクラブで演奏したし、見にも行ってた。

トランペットの児玉さんと同じ国立に住んでいて、
二度ほど駅前の有名な喫茶店で話をしました。
「じゃあ、次のレコーディングにはサックスを入れよう」
という話になり、準備万端の大学院2年生のとき、ミュートビートは解散してしまいました。

そうなんです。
私は芸大に入りながら、実は
あの頃流行のミニマムアートで楽しみ、
田中眠の舞踏集団「舞塾」で全国を周り、
バンド演奏はライブハウスで月に二回ペース、
学校にはほとんどまともに行っていませんでした。

でも、すべて真剣。
結局はそこだと思います。



まったくよその国の出来事が、自分の国の出来事になってしまいました。
それもおそらく、チェルノブイリ―キエフより、フクシマ―イバラキのほうが
ずっと近い。
不安を抱えながらも、できることをするしかない状況でしょう。

たとえば、バンドはどうでしょう?
ベースで歌えるヒト、
カッティングのうまいギター





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